新建材の歴史と 健康との関係を見直す時代へ
新建材が本格的に使われ始めたのは1990年代のことです。
それからすでに約40年が経過しました。
この間、アレルギーや発達障害といった健康問題が増えていると感じている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、こうした症状と建材との明確な因果関係が完全に証明されているわけではありません。
しかし、空気中に含まれる化学物質の影響が疑われていることは事実です。
シックハウス症候群のピークは2000年前後
特に「シックハウス症候群」は2000年前後に大きな社会問題となり、
この時期に建築基準法が改正されました。
具体的には、
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ホルムアルデヒドの使用制限
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クロルピリホスの使用禁止
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13種類の室内濃度指針値(ガイドライン)の設定
などが行われました。
この対応によって、シックハウス症候群の報告件数は一時的に減少しました。
つまり、確かにガス状の化学物質の影響は少なくなったということです。
ところがアレルギーや喘息、アトピーなどの免疫異常に関する症状は依然として増加傾向にあります。
新建材の利用はずっと促進されていることからも、これらの影響も考慮する必要があります。
つまり、健康を守るためには、
建材の選び方そのものを根本から見直す必要があるということです。
私たち大人が「予防」の視点で空気環境と向き合い、
特に子どもたちの生活環境を整えていくことが求められています。
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