アレルギー体質の子どもが増えている背景にプラスチック製品。
最近、アトピーや喘息などのアレルギーに悩む子どもが増えています。
「食べ物や飲み物には気をつけているのに、なかなか症状が改善しない」という声もよく耳にします。
その原因のひとつとして、住まいの空気環境に含まれる化学物質が注目されています。
なかでもプラスチック製品に添加剤として使用されている
「フタル酸エステル」
はアレルギー症状を悪化させることが明らかとなっています。
住環境に潜む化学物質「可塑剤」
可塑剤とは?
可塑剤(かそざい)とは、プラスチックを柔らかくするために使われる添加剤です。
日用品や建材など、私たちの生活のあらゆる場面に使われています。
壁紙とフタル酸エステル
特に「塩化ビニルクロス」と呼ばれるプラスチック製の壁紙では、可塑剤の一種であるフタル酸エステルが多く存在していることが研究で明らかになっています。
フタル酸エステルが身体に与える影響
フタル酸エステルには、炎症を引き起こす作用があるとされています。
そのため、アトピー性皮膚炎や喘息の症状を悪化させる要因となることがあります。
「なぜ家にいると体調が悪いのか分からない」
「新築に引っ越してから子どもの症状が強くなった」
そうしたケースでは、住環境に含まれる化学物質の影響を考えてみる必要があります。
アレルギー体質と化学物質の見直し
アレルギー体質を考えるときには、衣・食・住すべての観点から化学物質を見直すことが大切です。
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食 → 添加物や加工食品をできるだけ避ける。プラスチック製品の容器を減らす。
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衣 → 香料付き柔軟剤などの使用を控える。綿などの天然の繊維を選ぶ。
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住 → 建材や壁紙に含まれる化学物質を確認する。無垢材や漆喰などの自然素材を選ぶ
空気環境改善研究所の取り組み
私たち空気環境改善研究所では、アトピーや喘息などの健康被害を減らすため、住まいの空気環境を改善する提案を行っています。
「目に見えない空気だからこそ気をつける」――この視点を持ち、健康に暮らせる家づくりを一緒に進めていきます。
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