つぶやき

シックハウスと湿度管理 カビ対策に重要な3つの視点と暮らしの工夫

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

梅雨や夏の時期になると、「どうも空気が重い」「体がだるい」といった不調を感じる方が増えてきます。
その背景には、高い湿度カビの発生が関係していることがあります。


シックハウスの原因の一つである「カビ」の発生要因はこの3つ

カビが発生しやすくなる条件は主に以下の3つです:

  1. 湿度:高湿度環境は結露が起きやすく、カビにとって非常に好条件です。

  2. 温度:25℃〜30℃の温度帯は、人にとって快適であると同時に、カビにとっても最適な環境。

  3. 栄養分:ホコリ、皮脂、食品カスなど、生活の中にはカビの栄養源がたくさんあります。

私たちの周囲には目に見えないカビの胞子が常に存在しています。
完全にゼロにすることは不可能に近く、どう抑えるかが大事なのです。


湿度コントロールが最も効果的なカビ対策

特に意識したいのが、湿度の管理です。

  • 結露を起こさないようにする

  • 湿気がこもりやすい場所に空気を送る(扇風機・換気など)

  • 水滴がついたらこまめに拭き取る

これらはどれも基本的ですが、最も効果がある対策といえます。

カビが一度発生してしまうと、そこから胞子が飛び、空気中に拡散することで体調不良の原因にもなり得ます。
特に、アレルギー体質やシックハウス症候群の方にとっては大きなリスクです。


まとめ|空気の質は湿度で変わる

湿度が高くなる季節は、空気の「質」にも影響が出やすい時期です。
毎日の暮らしの中で、湿度計を活用しながら、空気の状態に注意を払ってみてください。


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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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