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約半数で24時間換気がOFF!高断熱・高気密住宅こそ、24時間換気が欠かせない理由

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

高断熱・高気密住宅こそ、24時間換気が欠かせない理由|シックハウス対策の基本

高断熱・高気密住宅というのは、非常に気密性が高いため、
空気がなかなか入れ替わりにくいことが想像できますよね。

そのため、住宅では24時間換気システムの設置が義務付けられています。
この換気システムは、1時間あたりに室内の空気が0.5回分入れ替わるように設計されており、
実は、建築基準法で義務化されているものです。


換気を止めると、空気はすぐに汚れる

ところが、これまでの調査によると、
この24時間換気システムを常時稼働させているご家庭は全体の54%

つまり、約半数の家庭では換気を止めてしまっているということになります。

とくに高断熱・高気密住宅では、そもそも空気が外に逃げにくい構造になっているため、
換気を止めてしまうと空気が滞留し、汚れがたまりやすくなってしまうのです。


常に「換気している状態」をつくることが重要

私たちの生活のなかでは、調理・呼吸・建材などから
さまざまな化学物質や二酸化炭素が日々発生しています。

その空気を排出するためには、24時間換気を常にONにしておくことが基本。

「日中は家にいないから」「冬は寒いから」などの理由で止めたくなるかもしれませんが、
シックハウス対策、そして快適な空気環境を保つためには、常時稼働がとても大切なのです。


ご自宅の換気システム、止まっていませんか?

この機会にぜひ、ご自宅の24時間換気システムがきちんと動いているかどうか
一度確認してみてください。

意外とスイッチが切れていたり、フィルターが詰まっていたりすることもあります。

「目に見えない空気」だからこそ、日常的に意識していくことが大切です。

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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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