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【シックハウス】引っ越しの多さが引き金に?化学物質に弱い方に見られる傾向と注意点

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

近年、「シックハウス」という言葉を耳にする機会は減ってきましたが、実際には今も多くのご相談をいただいています。
特に、香害に悩む方など化学物質に敏感な方が一定数いらっしゃり、そうした方々にとってシックハウス症候群は深刻な問題です。

シックハウス症候群は、すべての人に起こるわけではありません。
特に化学物質に弱い体質の方に発症しやすい特徴があります。

また、こういった方に共通して見られる傾向のひとつが「引っ越しの多さ」です。
企業にお勤めで頻繁に転勤される方は、会社から住宅補助が出ることもあり、新築住宅やリフォーム住宅に住む機会が多くなります。

新築やリフォーム直後の住宅では、建材や内装材か揮発性有機化合(VOC)が多く放散されることがあり、化学物質への曝露が繰り返されることになります。
その結果、徐々に体が化学物質に対して敏感になり、引っ越し先ごとにシックハウスの症状を訴えるケースが増えていきます。

こうした曝露が蓄積されると、より深刻な化学物質過敏症(Multiple Chemical Sensitivity:MCS)を発症するリスクも高まります。

つまり、化学物質を多く含む環境で長期間暮らすことが、健康リスクを高める要因となっているのです。

もし、こういったことでお困りの方、またご相談されたい方がいらっしゃいましたら、
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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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