シックハウスとマイクロプラスチックの関係とは?
シックハウスの原因として、これまで注目されてきたのは揮発性有機化合物(VOC)やホルムアルデヒドなどの化学物質ですが、近年ではマイクロプラスチックの存在も問題視されています。
マイクロプラスチックとは
マイクロプラスチックとは、5mm以下の非常に小さなプラスチック片のことを指します。これらは主に衣類や建材、家庭用品などから発生し、室内空気中に浮遊していることが研究により確認されています。
とくに注目すべきは、「パーソナルクラウド」と呼ばれる現象です。これは、人の体の周囲にホコリの層ができる現象で、静電気によって引き寄せられた粒子がまとわりついている状態です。
この中には、マイクロプラスチックやホコリ、化学物質を含む粒子が混ざっており、私たちが呼吸する空気に影響を及ぼします。
つまり、静電気を抑えることで、これらの粒子との接触を減らすことができるのです。
室内空気のマイクロプラスチックの対策
以下の対策が有効です:
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建材には自然素材(無垢材、漆喰、珪藻土など)を使用する
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衣類には天然素材(綿、麻、ウールなど)を選ぶ
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家電製品には静電気対策を施す(加湿器、静電気除去アイテムの利用など)
マイクロプラスチックも化学物質も見えにくく、対策も遅れがちですが、健康な室内環境を作るうえで避けて通れない課題です。
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