空気に関するご相談をいただきました。
今回は、マンションの最上階にお住まいの方からのご相談です。
「下の階から漂ってくる柔軟剤や、匂いの強い洗剤のニオイが気になって、窓を開けられない」とのお話でした。
同じようなことでお困りの方は、実は少なくありません。
空気は「選んで吸うことができない」
このような空気の問題において、最も重要なポイントの一つが、空気は「選んで吸うことができない」ということです。
良い空気も悪い空気も、同じように体内に取り込まれてしまいます。
ここで柔軟剤そのものを否定しても問題の解決にはつながりません。
ですので、今回は現実的に取れる改善策・対処法をご提案します。
時間帯と風向きを味方に
空気の流れは1日の中で刻々と変化しています。
つまり、時間帯によってはニオイが少ない瞬間や、下の階からのニオイが上がりにくい風向きのタイミングが必ずあるはずです。
そのような時間を見つけて積極的に窓を開け、逆にニオイが強い時間帯には窓を閉めるなど、状況に応じた柔軟な換気が有効です。
完璧な解決が難しい課題ではありますが、こうした工夫や生活習慣の見直しで、ストレスを軽減することは可能です。
空気の悩みは目に見えにくく、他人にも伝わりにくい分、つらさを感じやすいもの。
それでも、できるだけ快適な環境を保てるよう、日々できることから取り組んでいければと思います。
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