私たちの身の回り、特に住環境には、数多くの化学物質が存在することが分かっています。
ペットのシックハウスの原因はVOCだけはない、可塑剤や難燃剤、柔軟剤も
この中には、発がん性が指摘されている揮発性有機化合物(VOC)や、フタル酸エステル系の可塑剤、難燃剤、防蟻処理で使用される農薬成分なども含まれており、室内の空気汚染の原因になっていることがあります。
これらの化学物質は、私たちの体に呼吸・経口・皮膚などから取り込まれる可能性があり、それは一緒に暮らす犬や猫などのペットにとっても同じです。
特に注意が必要なのは、犬や猫は人間と比べて代謝機能や解毒能力が弱いという点です。
人間は、肝臓での分解、尿や汗による排出などにより体内の化学物質を処理できますが、動物たちはそれらの機能が不十分な場合があり、体内に残りやすいとされています。
お子さんやペットが特にほこりの影響を受けやすい
また、犬や猫は床に近い高さで生活しています。
床面にはホコリが溜まりやすく、このホコリは空気中の化学物質を吸着する性質を持っています。
さらに、猫や犬は部屋の隅っこなど、ホコリがたまりやすい場所を好んで過ごす傾向があります。
結果として、濃度の高い化学物質にさらされやすくなってしまうのです。
こうした背景からも、ペットの健康を守るためには「空気の質」が非常に重要であることが分かります。
ペットが健康に過ごせる室内空間を保つためにも、化学物質を含まない建材の使用や適切な換気・清掃など、日々の住環境対策が求められます。
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