つぶやき

シックハウスと湿度の関係 梅雨に気をつけたい空気中の化学物質と体調への影響

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

梅雨のようにじめじめした日が続くと、体調が優れないという声が多く聞かれます。
その原因のひとつが、湿度による空気中の化学物質濃度の上昇です。

たとえば、住宅の建材や生活用品には、揮発性有機化合物(VOC)や可塑剤、難燃剤などが含まれています。
これらは湿度によって水に溶けやすくなり、空気中に放出されやすくなるのです。

また、人間は湿度の高さ自体でも自律神経に負担を受けやすく、だるさや頭痛といった不調を感じることがあります。

こうした中で、室内の空気を整えるためには次のような対策が有効です:

  • 除湿機やエアコンで湿度を下げる

  • 雨の日でも少しだけ窓を開けるなど、可能な範囲で換気を行う

  • 湿度計を設置して、湿度変化の目安を把握する

とくにシックハウスの初期症状(めまい、倦怠感、皮膚の違和感など)に心当たりがある場合は、湿度管理と換気が重要です。


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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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