つぶやき

シックハウス対策にCO₂濃度計を活用!室内空気の汚れに気づくポイント

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

住環境における空気の質について、「外より家の中の方が空気が汚れている」と聞くと驚かれる方もいるかもしれません。

しかし、実際には室内の空気のほうが化学物質の濃度が高くなることが多いのです。

室内の空気が汚れる理由とは?

私たちは家の中で呼吸をし、生活行為を行います。
その過程で、皮膚や呼気、調理、清掃などからさまざまな化学物質が空気中に放出されます。

さらに、現在の住宅は高断熱・高気密化が進んでおり、室内に化学物質がこもりやすい構造となっています。

空気の入れ替えが難しいことで、シックハウス症候群のリスクも高まりやすい環境が生まれているのです。

CO₂濃度計で空気の状態を「見える化」

こうした状況において、活用したいのがCO₂(二酸化炭素)濃度計です。
人間の呼吸によって発生するCO₂は、空気のこもり具合を示す指標になります。

CO₂濃度が高まってきたということは、それと同時に化学物質(たとえば揮発性有機化合物:VOC)も蓄積している可能性があるということ。

つまり、CO₂濃度をチェックしながら換気を行うことで、空気環境を適切にコントロールすることができるのです。

健康的な室内空気のために

毎日エアコンをつけ続けたり、常に窓を開け続けるのは難しいもの。
だからこそ、「数値の変化に気づき、タイミングを見て換気する」という対応がとても大切です。

CO₂濃度計は比較的手軽に導入できる機器ですので、健康な住環境を整えるための第一歩として、ぜひご活用ください。


💬LINE公式アカウント

LINE公式アカウントへの登録をお願いします。
空気に関する最新情報やお知らせを定期的に受け取りたい方は、ぜひLINE公式アカウントに登録してください。
LINE公式では、空気に関するご相談も受け付けています。気軽に登録できるので、ぜひご利用ください!

https://lin.ee/TaCKPn0

▶︎ 登録はこちら
https://line.me/R/ti/p/@153awirs

  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

-つぶやき