人が1日に吸う空気の量は、約15kg〜20kgとされています。
しかしこれは大人の場合で、子どもは大人より体重が軽い分、体重あたりで見れば約2倍の空気を吸っている計算になります。
なぜ子どもは空気の影響を受けやすいのか?
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呼吸量の違い(体重比)
子どもは成長過程にあるため代謝も高く、呼吸の回数も多くなります。
その結果、空気中の化学物質や微粒子を相対的に多く取り込むことになります。 -
生活空間の違い
床近くで遊ぶことが多い子どもたち。
実は、床付近はホコリが溜まりやすく、ホコリには可塑剤・難燃剤・農薬残留成分などの化学物質が吸着されていることもあります。
グルーミングするペットと同じように、子どもたちも手を口に入れる行動が多く、床のホコリを間接的に体に取り入れるリスクがあります。
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空気は肝臓で解毒されにくい?
食べ物から摂取した化学物質は肝臓で解毒さます。一方、空気に含まれる揮発性有機化合物(VOC)やホルムアルデヒドなどの物質は、直接血流にのって全身をめぐるため
肝臓での解毒が難しいと言われています。
子どもの体は大人に比べてこうした機能が未発達なため、影響を受けやすいのです。
だからこそ空気に目を向けて
食事や水の安全には敏感な方が多いものの、空気の安全性にまで意識が届いていないケースも少なくありません。
しかし、空気は食べ物や水よりも多く、無意識に取り込んでしまうもの。
だからこそ、「空気の質」への配慮がこれからの住まいづくりには欠かせないのです。
高気密・高断熱化が進んだ現代の住宅では、換気や建材の選択、家具の素材にも注意が必要です。
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