つぶやき

シックハウスと子どもの健康を守る家づくり 1日20kg吸う空気の“質”を考える

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

空気と健康は、密接につながっています

私たちは、1日におよそ15~20kgもの空気を体に取り込んでいます。
実はこれは、食べ物や飲み物(約3kg程度)と比べて7倍近くにのぼる量。
しかも空気は、口や鼻からだけでなく、皮膚や粘膜からも吸収されており、無意識のうちに体へ取り込まれていきます。


子どもやペットほど空気の影響を受けやすい

とくに注意したいのは、床に近い空気の質です。
ホコリや化学物質は重いため、床に溜まりやすく、床に近い高さで過ごす赤ちゃんや小さな子ども、ペットは特に影響を受けやすいと言われています。

彼らは自らの体重に比して多くの空気を吸っているため、化学物質の影響を相対的に強く受けてしまうのです。


新築・リフォーム後の空気にも注意

近年は、高気密・高断熱の住宅が増えています。
一方で、換気が不十分な住宅では、室内の空気が汚れやすくなっているという問題も。

さらに、新築やリフォーム直後の室内では、接着剤・塗料・内装材などから揮発性化学物質(VOC)が放出されていることがあり、これがいわゆる「シックハウス症候群」の原因になることもあります。


健康を考えた家づくり=空気環境を見直すこと

健康的な住まいを考える上で、建材選び・換気計画・空気測定はとても重要です。

とくに小さな子どもがいるご家庭では、「空気の質」に注目した家づくりが、健康を守る第一歩です。


空気の測定・相談も受け付けています

空気環境改善研究所では、シックハウスや化学物質に関する室内空気の測定・相談を受け付けています。
新築・リフォームの前後での「空気チェック」や、子どもの健康を守るための建材相談なども可能です。

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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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