シックハウスとPFAS 室内ダストに潜む化学物質リスク
近年、PFAS(ピーファス:ペルフルオロアルキル化合物類)が大きな話題となっています。
ペルフルオロアルキル化合物類とは、炭素と水素からなる炭化水素の水素の部分を無理やりフッ素に置き換えた化学物質。フッ素は他の原子が寄り付かないため、PFAS加工すると撥水性や防汚性が付与されます。
PFASは、耐熱性や撥水性に優れた性質から、防水加工製品や汚れにくい表面加工など、さまざまな製品に使用されています。
このPFASですが、水道水や井戸水から検出された事例だけでなく、家庭内のほこり(室内ダスト)からも検出されることが分かっています。
PFASには多数の化学構造が存在し、環境中に残留しやすく、分解されにくいという特徴を持っています。
現在、健康影響に関する研究も進められていますが、そのリスクはまだ完全に解明されていない部分も多くあります。
特に注目すべきは、PFASが「空気中をただよう」というよりも、室内のほこりに吸着して蓄積しやすいという性質があることです。
つまり、床付近で生活するペットや子どもが、こうしたほこりを吸い込んだり、舐めたりすることで、
体内に取り込んでしまうリスクがあるということです。
PFAS対策としての「ほこり掃除」
家庭内においてPFASの影響を減らすには、「ほこりをためない」「定期的に掃除をする」ことが非常に有効です。
特に床や家具の隙間、カーペットなど、ダストが溜まりやすい場所を中心に、こまめな清掃を心がけましょう。
空気環境改善研究所の取り組み
空気環境改善研究所では、PFASをはじめとする化学物質の動向にも注目し、
最新の情報提供や空気環境に関するアドバイスを行っています。
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