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シックハウスは新築だけじゃない 長期的な化学物質対策と建材選びの重要性

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

シックハウス問題と聞くと、「新築時にだけ起こるもの」と思われることが多いですが、実はそれだけではありません。

近年の住宅では、建材や家具に使われる可塑剤(プラスチックを柔らかくする成分)難燃剤(火災対策の添加剤)が原因となって、時間が経っても化学物質が室内に放出され続けるケースがあります。

これらの物質は、SVOC(準揮発性有機化合物)に分類され、すぐに揮発せず、じわじわと時間をかけて空気中に現れるのが特徴です。
空気中に出てきたこれらの成分は、ホコリに吸着して室内にとどまり、長期間にわたって体に影響を与える可能性があります。

住み始めてから数年経過したのち、急に体調不良になったり、喘息や皮膚のかゆみなどが現れるといった事例も少なくありません。
なかには、化学物質過敏症へと進行してしまうケースもあります。


🔍 健康を守るためにできること

  • 建材選びの段階で、化学物質の含有量が少ない素材を選ぶ

  • 換気を意識的に行いう

  • ホコリの蓄積を防ぐ、床の拭き掃除を行う

こういった対策を講じることが、長期型のシックハウス対策につながります。


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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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