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シックハウスの見えない要因「ハウスダスト」とは?子どもに影響する室内空気の話

シックハウス 空環研 空気環境改善研究所 石坂 相談 空気の専門家

シックハウスの見えない要因の一つ「ハウスダスト」

住まいの中に存在する「ハウスダスト」。これは単なるホコリではありません。
ダニの死骸、カビ、繊維クズ、そして化学物質までを含んだ、健康リスクとなりうる微粒子です。

特に小さなお子さんやペットは、床付近で過ごす時間が長く、呼吸や皮膚接触などによってこのハウスダストにさらされやすい傾向にあります。

アメリカでは、1日に摂取してもよいハウスダストの「推奨摂取量」が存在します。
調査によると、

  • 子ども:約30〜50mg/日

  • 大人:約20mg/日

という結果が報告されており、体重比で見ても子どもは大人よりも多くのハウスダストを取り込んでいます。

このハウスダストには、可塑剤や難燃剤などの化学添加物、揮発性有機化合物(VOC)などが含まれていることがあり、アレルギーや化学物質過敏症のリスクにつながる可能性も指摘されています。

健康を守るためには、日常的な掃除とあわせて、室内空気に対する正しい理解と予防が大切です。


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  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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