家づくりの現場ではよく、「建材選びは空気選び」と言われます。
そのくらい、住まいに使う建材は空気環境に大きな影響を与え、健康に直結する重要な要素です。
ところが最近では、「自然素材=安全・安心」と思って家を建てたのに、体調を崩してしまったというご相談を多くいただくようになっています。
実際に、
-
自然素材でリフォームしたのに体調が悪くなった
-
自然素材の家に住み始めたらシックハウスのような症状が出た
といったケースが増えています。
その背景にあるのが、「見た目は自然素材」でも、実際には接着剤や塗料に有害な化学物質が使われている、という現実です。
つまり、「なんちゃって自然素材」を選んでしまっているケースが多いのです。
自然素材=健康住宅 とは限らない
本物の自然素材は本来、体にやさしく空気環境にも良いはずです。
しかし、建材として加工される過程で、見た目が自然でも、実際には合成接着剤で貼り合わせていたり、防腐・防カビ目的の薬剤が使われていたりすることがあります。
こうした「自然風の建材」は、表面だけ見ていると判断が難しく、しっかりとした知識と確認が必要になります。
家づくりで気をつけるべきポイント
家を建てるとき、以下の点に注目することが重要です:
-
接着剤や塗料にどのような成分が使われているか?
-
使われている自然素材は無垢材なのか、集成材なのか?
-
どのように空気環境がつくられているのか?
こうした情報を確認せずに「自然素材だから大丈夫」と思い込んでしまうと、かえってシックハウスの原因を見逃してしまうことになりかねません。
健康な住まいのために、自分も学ぶ姿勢が大切
本当に健康な家に住みたいなら、施工会社にすべてを任せるのではなく、自分自身でも知識を持ち、対話しながら家づくりをしていく姿勢が大切です。
空気は目に見えないからこそ、建材の選び方一つで大きく違ってくるのです。
空気に関する疑問や、信頼できる建材の見極め方についても、ぜひご相談ください。
LINE公式アカウントはこちら
空気に関する最新情報やお知らせを定期的に受け取りたい方は、ぜひLINE公式アカウントにご登録ください。
LINE公式では、住まいや空気環境に関するご相談も受け付けています。お気軽にご利用ください!
▶︎ 登録はこちら
https://line.me/R/ti/p/@153awirs