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シックハウス対策として床材と子どもの健康を考える

お子様の肌荒れや喘息が気になるとき、食事や生活習慣だけでなく、住まいの空気環境にも目を向けてみることが大切です。特に、床材は子どもの生活空間に近いため、室内空気との関係を考えるうえで見逃せない要素のひとつです。

こんな点が気になる場合は要チェック

  • 子どもの肌荒れや喘息症状がなかなか落ち着かない
  • 新築やリフォーム後から体調変化が気になっている
  • 床に座ったり寝転んだりする時間が長い

床材と室内空気の関係に注目されています

お子様の肌荒れや喘息が気になっているご家庭には、少し関心を持っていただきたいことがあります。それが、床材と室内空気の関係です。

床の種類によって、肌や呼吸器系への影響が変わる可能性があるという研究データがあります。北海道大学でおこなわれたエコチル調査結果では、複合フローリングや合成殺虫剤、ガスヒーターが使われていた家庭で、アトピーや肌荒れの発症率が高くなる傾向が示されたものもあります。

対象区とひかくすると、1.5倍程度高くなるという結果が示されたそうです。ただし様々な影響下での結果ですので、これだけで床材が直接の原因だと断定することはできません。

あくまで、床材も住まいの空気環境を考える上で重要な要素のひとつだということです。

子どもは床に近い場所で生活しています

お子様は、大人よりも床に近い場所で過ごす時間が多いです。床に座ったり、寝転んだり、遊んだりしますよね。

そのため、床材や床まわりの塗料、接着剤から出る化学物質の影響を受けやすい可能性があります。特に小さなお子様は呼吸量も多く、生活空間の違いが影響する場合もあるため、床付近の空気環境は意識しておきたいポイントです。

複合フローリングが必ず悪いという話ではありません

ここで大切なのは、複合フローリングそのものを悪者にしないことです。材料の種類、施工方法、接着剤や塗料、換気の状態によっても室内空気は変わります。

ですから、単純に「良い」「悪い」で判断するのではなく、床材も空気環境の一部として見ていくことが大切なんですね。

空気環境を見るときのポイント

  • 床材だけでなく、接着剤や塗料も含めて考える
  • 24時間換気や給気の状態を確認する
  • 新築・リフォーム後は特に換気を意識する

床材選びが暮らしを変える可能性があります

床材に何を使用するか。それによって、お子様の健康面や生活面で改善される要素があるかもしれません。

もちろん、肌荒れや喘息にはさまざまな要因がありますので、床材だけですべてが決まるわけではありません。

ただ、食事や生活習慣と同じように、住まいの空気や床材にも目を向けることは大切だと思います。毎日長時間過ごす空間だからこそ、少しずつ住環境を整えていく視点が重要です。

体調や症状には個人差があり、原因はひとつではない場合があります。必要に応じて専門家や医療機関への相談もご検討ください。

まとめ

お子様の肌荒れや喘息が気になるとき、床材と室内空気の関係にも目を向けてみることは大切です。特に子どもは床に近い場所で過ごす時間が長いため、床まわりの空気環境の影響を受けやすい可能性があります。

床材だけが原因とは限りませんが、換気や建材、生活環境も含めて総合的に考えていくことが、安心できる住まいづくりにつながります。

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【引用の表記例】
引用:空気環境改善研究所のブログ
https://kuukanken.jp/blog-141/
  • この記事を書いた人

空環研_石坂

空気環境改善研究所代表理事 石坂閣啓(イシザカタカヒロ) 三浦工業株式会社入社後、三浦環境科学研究所に配属 その後愛媛大学に出向、大学院農学研究科の環境産業科学研究室の助教を経て独立。 室内中の124種類以上の化学物質が検出可能な「エアみる」を使った空気測定を使って令和のシックハウス対策に取り組む 専門:室内空気中の化学物質汚染

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