こんなサインはありませんか
- 雨の日になると、玄関や室内のにおいが強くなる
- 家具の裏、壁際、エアコンまわりにカビやシミが見られる
- カビが見えないのに、湿った土のようなにおいやこもったにおいが続く
高断熱・高気密住宅でもカビの相談はあります
実際に、空環研にもこのような相談が寄せられています。
新築から1年ほどの高性能住宅です。
\ 詳しく知りたい方へ /

高気密・高断熱で、長期優良住宅、24時間換気も備えた注文住宅でした。
ところが、入居後から玄関に入ると薬品のようなにおいがする。雨の日になると、そのにおいがさらに強くなるという内容でした。
室内では、次のような状態が見られていました。
- 壁のシミ
- 家具裏の白カビ
- エアコン吹き出し口の黒カビ
住まい手の方は、鼻、喉、目の不調に悩み、軽度の喘息の治療も受けているということでした。

調査では、床下の木部含水率が高く、工事中に濡れた木材が十分に乾かないまま施工された可能性も指摘されています。
床下の湿った空気が、わずかな隙間から室内側へ流れ、エアコン付近や空気の流れが悪い場所で、カビやにおいとして現れていた可能性があります。
これは特殊な話に聞こえるかもしれません。
しかし、今の住宅で起きている問題の氷山の一角だと考えています。
高性能住宅であっても、湿気、換気、気流、床下環境、施工時の水分管理が不十分であれば、カビやにおいの問題は起こり得ます。
カビは見える前にサインを出していることがあります
もう一つ大切なのが、カビは見える前に、においや空気中のサインとして現れることがあるという点です。
カビや微生物が活動すると、MVOC(微生物由来揮発性有機化合物)と呼ばれる成分が発生することがあります。
いわゆる、次のようなにおいとして感じられることがあります。
- カビ臭いにおい
- 湿った土のようなにおい
- 押し入れのようなこもったにおい
- 酸っぱいようなにおい
つまり、黒いカビが見えていなくても、においが続く場合には、見えない場所で湿気やカビの問題が起きている可能性があります。
なぜ梅雨はカビが発生しやすいのでしょうか

カビが発生する条件は、大きく分けると3つあります。
- 湿度
- 温度
- 栄養源
カビの胞子は、実は空気中のどこにでも存在しています。
そこに湿気があり、温度が合い、ほこりや建材表面の汚れなどの栄養源があると、カビは増えやすくなります。
特に注意したいのが湿度です。
室内の湿度は、一般的には40〜60%程度を目安にし、70%を超える状態が続かないようにすることが大切です。
梅雨時期は外気の湿度が高く、室内干しや換気不足も重なるため、カビが発生しやすい条件がそろってしまいます。
新築住宅で確認したいポイント
新築で注意すべきことは、完成時にきれいに見えるかどうかだけではありません。
次のような、空気が流れにくい場所や湿気がたまりやすい場所を確認することが大切です。
- 床下や壁内の湿気
- 換気計画
- エアコンまわり
- 家具の裏
- クローゼット
- 空気が流れにくい場所
特に、雨の日ににおいが強くなる場合は、湿気とにおいの関係を疑う必要があります。
カビ対策は見えてからでは遅いんですね
日常生活では、次のようなことが大切になります。
- 湿度計を置く
- 室内湿度が高い状態を放置しない
- 室内干しでは除湿機やエアコン除湿、サーキュレーターを併用する
- 家具を壁にぴったり付けない
- エアコン内部やドレンまわりを定期的に確認する
カビ対策で大切なのは、カビが見えてから掃除することではありません。
湿気をためないこと。
空気を動かすこと。
見えない場所の異変に早く気づくこと。

高性能住宅であっても、室内空気の問題は起こり得ます。
だからこそ、におい、湿気、カビ、化学物質を切り離さず、住まい全体の空気環境として考える必要があると考えています。
ご相談は公式LINEから受け付けています。

